タミータック 腹壁形成術

施術の概要

タミータック 腹壁形成術(Tummy tuck /Abdominoplasty)は、肥満や脂肪吸引後、や出産後などに生じる腹部の皮膚のたるみ・脂肪過多に対して行います。
下腹部の下着に隠れる部分で、たるんだ皮膚と脂肪を切除し、筋膜の引き締めを行って、たるみのない引き締まった腹部を形成する手術です。
肥満体型の方が多い欧米では一般的でよく行われています。腹部のたるみが高度で、運動やエクササイズでは限界を感じている方にもおすすめです。

こんな症状でお悩みの方に

  • 腹部の皮膚のたるみ、脂肪過多
  • 急激なダイエットや体重変化で生じたお腹の皮膚のたるみ
  • 脂肪吸引後の凹凸
  • 肥満
  • 妊娠線

全身麻酔で行います。手術は、下腹部(恥骨上部のヘアラインの上)を大きく横切開します。基本的には下着の中に隠れる位置に傷跡がくるよう切開線をデザインします。皮膚切開の後、皮膚の下を上腹部まで広範囲に筋膜の上で剥離します。臍周囲を切開し、くり抜いて臍の位置を移動して臍形成を行います。張りのある腹部を形成するために、腹直筋を数か所でマットレス縫合を行います。皮膚を下方に引き伸ばし、余った皮膚を切除します。同時に脂肪吸引を追加する場合もあります。血抜きの管(ドレーン)を入れ、皮膚を形成外科的に縫合して終了となります。

  • 切開線をデザインします。
  • 皮膚を筋膜上で剥離・臍周囲を切開し、くり抜きます。
  • 筋膜の引き締め縫合を行います。
  • 皮膚を引き下げ、余った皮膚・脂肪を切除します。
  • 皮膚を形成外科的に縫合し、臍を移動させ形成して終了です。

合併症、リスク

痛み、腫れ、浮腫み、出血、血腫、感染、縫合糸の感染、創治癒不良、創離開、知覚鈍麻、漿液種、皮膚壊死、脂肪壊死、しこり、再手術の可能性、傷跡、ケロイド、テープかぶれなど

施術後の注意事項

抗凝固薬や抗血小板薬を内服中の方や、喫煙、大量飲酒などをされる方、治療中の病気がある方では、手術を受けられない可能性があります。治療中の病気や内服薬がある方は、診察時に医師へお申し出ください。

施術時間 3〜4時間
麻酔 全身麻酔
術後の流れ ドレーンの抜去:翌日〜3日目
全身シャワー:術後2〜3日目より可能(創部の状態による)
抜糸:術後7〜10日
アフターケア 抜糸後から、3〜6ヶ月程度、傷跡にテープ貼付を行っていただきます
傷跡が肥厚した場合、ステロイドテープなどの貼付を行うことがあります
腹部の圧迫バンド:術後1ヶ月
腹部の運動:腹筋を使う運動、エクササイズは1ヶ月禁止

料金

通常料金
タミータック 腹壁形成術 1,650,000円

※麻酔代・コルセット代:別途

※料金は全て税込です。

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